12 小節ブルースの形
I7 – IV7 – I7 ×2 – IV7 ×2 – I7 ×2 – V7 – IV7 – I7 – V7
キー C で弾くと C7 – F7 – C7 – C7 – F7 – F7 – C7 – C7 – G7 – F7 – C7 – G7(12 小節・1 小節に 1 コード)。3 つのセブンスコードで回す、ブルースの基本の形。
上のプレイヤーでスタートを押すと、この進行の伴奏がそのまま鳴ります。「キー」で 12 のキーに、「スタイル」でロック・ポップス・ブルース・ファンク・R&B のノリに変えられます。
12 小節ブルースの 12 キーの早見表
| キー | I7 | IV7 | V7 |
|---|---|---|---|
| C | C7 | F7 | G7 |
| D♭ | D♭7 | G♭7 | A♭7 |
| D | D7 | G7 | A7 |
| E♭ | E♭7 | A♭7 | B♭7 |
| E | E7 | A7 | B7 |
| F | F7 | B♭7 | C7 |
| F♯ | F♯7 | B7 | C♯7 |
| G | G7 | C7 | D7 |
| A♭ | A♭7 | D♭7 | E♭7 |
| A | A7 | D7 | E7 |
| B♭ | B♭7 | E♭7 | F7 |
| B | B7 | E7 | F♯7 |
どんな響きか
I7・IV7・V7 の 3 つのセブンスコードだけで 12 小節を 1 周する、ブルースの基本の形です。キー C なら C7 – F7 – C7 – C7、F7 を 2 小節、C7 を 2 小節、G7 – F7 – C7 – G7 と進みます。最後の G7 が次の周の頭へつなぐので、ずっとくり返して演奏できます。
2 小節目で一度 IV7(キー C なら F7)へ行く形は「クイックチェンジ」と呼ばれ、セッションでよく使われます。2 小節目も I7 のままにして、最初の 4 小節を I7 だけで弾く形もあります。
ブルースだけでなく、ロックンロールやロック、ジャズのブルースも、この 12 小節の形がもとになっています。セッションで「ブルースで」と言われたら、まずこの形です。
練習のしかた
- 「スタイル」をブルースのシャッフルにすると、ハネたノリで練習できます。ロックの標準にすると、8 ビートのロックンロールの雰囲気になります。
- まずは 12 小節の中で今どこにいるかを見失わないことが大事です。上のコード表で光る小節を見ながら、コードの変わり目で声に出して数えてみましょう。
- アドリブは、そのキーのマイナーペンタトニック(キー C なら C・E♭・F・G・B♭)から始めるのが定番です。ここにブルーノート(キー C なら G♭)を足すと、ブルースらしさが増します。
ほかのコード進行
- 王道進行(IVM7 – V7 – IIIm7 – VIm):切なさと前向きさが同居する J-POP の定番。
- カノン進行(I – V – VIm – IIIm – IV – I – IV – V):ベースが 1 音ずつ下がっていく、やさしく流れる進行。
- 小室進行(VIm – IV – V – I):マイナーで始まり、明るく抜けていく 4 つのコード。
- 丸サ進行(IVM7 – III7 – VIm7 – I7):おしゃれでメロウな、セブンスの響きの進行。
- イチロクニーゴー(I – VIm – IIm7 – V7):ぐるぐる回して使える、昔からの循環コード。
- ツーファイブワン(IIm7 – V7 – IM7):ジャズの基本。終わりに向かう流れの形。
- マイナーの定番(i-VI-VII)(Im – ♭VI – ♭VII – Im):力強く、ドラマチックに盛り上がるマイナーの進行。
- アンダルシア進行(Im – ♭VII – ♭VI – V7):ベースが 1 音ずつ下りる、哀愁のあるスパニッシュな進行。
セッションプレイヤーの使い方
- 下の「スタイル」でジャンルとノリを選び、「スタート」で伴奏が鳴ります。止めるときはもう一度押します(パソコンはスペースキーでも)。
- スタイルを選ぶと、そのジャンルの定番の進行とテンポが入ります。テンポは −10〜+10 のボタンかスライダーで 50〜180 の間で変えられます。
- 「キー」で 12 のキーから選べます。鳴らしている途中で変えても、止まらずに次の音から新しいキーになります。マイナーの進行を選んでいるときは、Am・Dm などのマイナーのキーから選びます。
- 「進行」で、王道進行・カノン進行・小室進行・丸サ進行・ツーファイブワン・12 小節ブルースなどの有名な進行に入れ替えられます。同じ進行のまま「スタイル」を変えれば、ロックやファンクで弾き比べられます。
- コード表の小節を押すと、その小節のルートとコードの種類を変えられます。小節数は「進行」の中で 4 小節ずつ増やせます。
- 上のコード表で、いま鳴っている小節が光ります。コードを見ながら、ギターでアドリブやコードのストロークを合わせてみましょう。
- 「設定」では、始める前の 1 小節のカウント・くり返す回数・コード/ベース/ドラムの音量バランス・コードの積み方(ボイシング)を変えられます。
スタイル
- ロック:8 ビートの標準・ゆったりしたバラード・速いドライビング。
- ポップス:16 ビートの標準・ダンス・バラード。
- ブルース:12 小節のブルース進行で、シャッフル・スロー・ジャンプ。
- ファンク:16 分のカッティングが映えるファンク・ディスコ・スロー。
- R&B:ネオソウル・モータウン・スロージャム。
うまく鳴らないとき
- 最初にスタイルを選んだとき(スタートしたとき)は、音を読み込むのに少し時間がかかります。通信量の少ない回線では数秒待ってください。
- スマホでは、画面を消したりほかのアプリに切り替えたりすると止まります(ブラウザで動くプレイヤーの限界です)。鳴らしている間は画面が暗くならないようにしています。
- iPhone はマナーモード(サイレントスイッチ)でも鳴るようにしています。それでも鳴らないときは、音量ボタンで音量を上げてください。
音色:GeneralUser GS(S. Christian Collins)