王道進行の形
IVM7 – V7 – IIIm7 – VIm
キー C で弾くと FM7 – G7 – Em7 – Am(4 小節・1 小節に 1 コード)。切なさと前向きさが同居する J-POP の定番。
上のプレイヤーでスタートを押すと、この進行の伴奏がそのまま鳴ります。「キー」で 12 のキーに、「スタイル」でロック・ポップス・ブルース・ファンク・R&B のノリに変えられます。
王道進行の 12 キーの早見表
| キー | 1 小節目 | 2 小節目 | 3 小節目 | 4 小節目 |
|---|---|---|---|---|
| C | FM7 | G7 | Em7 | Am |
| D♭ | G♭M7 | A♭7 | Fm7 | B♭m |
| D | GM7 | A7 | F♯m7 | Bm |
| E♭ | A♭M7 | B♭7 | Gm7 | Cm |
| E | AM7 | B7 | G♯m7 | C♯m |
| F | B♭M7 | C7 | Am7 | Dm |
| F♯ | BM7 | C♯7 | A♯m7 | D♯m |
| G | CM7 | D7 | Bm7 | Em |
| A♭ | D♭M7 | E♭7 | Cm7 | Fm |
| A | DM7 | E7 | C♯m7 | F♯m |
| B♭ | E♭M7 | F7 | Dm7 | Gm |
| B | EM7 | F♯7 | D♯m7 | G♯m |
どんな響きか
IV(キー C の F)から始まり、V(G)で盛り上がって、IIIm(Em)・VIm(Am)とマイナーのコードへ下りていきます。トニック(I=C)に戻らないまま次の周へつながるので、終わりそうで終わらない、切なさと前向きさが同居した響きになります。日本のポップスでサビによく使われることから「王道」と呼ばれています。
IV に M7(メジャーセブンス)、V に 7(セブンス)、IIIm に m7 を付けると、ここで鳴らしているような柔らかい響きになります。ギターではセブンスを付けずに F – G – Em – Am と弾いても同じ進行として聞こえます。
練習のしかた
- まずはキー C・テンポ 80 くらいで、1 小節に 4 回のダウンストロークでコードを合わせます。F のバレーコードが難しければ、1 弦を開放にした FM7(5 弦〜2 弦だけ押さえる形)で弾くと押さえやすくなります。
- 慣れたら「スタイル」をポップスやロックのバラードにして、ノリに合わせたストロークに変えてみましょう。
- メロディーやアドリブは、そのキーのメジャースケール(キー C なら C メジャースケール=ドレミファソラシ)が基本です。Am の小節でラ、F の小節でファやラを伸ばすと、コードに溶けこみます。
ほかのコード進行
- カノン進行(I – V – VIm – IIIm – IV – I – IV – V):ベースが 1 音ずつ下がっていく、やさしく流れる進行。
- 小室進行(VIm – IV – V – I):マイナーで始まり、明るく抜けていく 4 つのコード。
- 丸サ進行(IVM7 – III7 – VIm7 – I7):おしゃれでメロウな、セブンスの響きの進行。
- イチロクニーゴー(I – VIm – IIm7 – V7):ぐるぐる回して使える、昔からの循環コード。
- ツーファイブワン(IIm7 – V7 – IM7):ジャズの基本。終わりに向かう流れの形。
- 12 小節ブルース(I7 – IV7 – I7 ×2 – IV7 ×2 – I7 ×2 – V7 – IV7 – I7 – V7):3 つのセブンスコードで回す、ブルースの基本の形。
- マイナーの定番(i-VI-VII)(Im – ♭VI – ♭VII – Im):力強く、ドラマチックに盛り上がるマイナーの進行。
- アンダルシア進行(Im – ♭VII – ♭VI – V7):ベースが 1 音ずつ下りる、哀愁のあるスパニッシュな進行。
セッションプレイヤーの使い方
- 下の「スタイル」でジャンルとノリを選び、「スタート」で伴奏が鳴ります。止めるときはもう一度押します(パソコンはスペースキーでも)。
- スタイルを選ぶと、そのジャンルの定番の進行とテンポが入ります。テンポは −10〜+10 のボタンかスライダーで 50〜180 の間で変えられます。
- 「キー」で 12 のキーから選べます。鳴らしている途中で変えても、止まらずに次の音から新しいキーになります。マイナーの進行を選んでいるときは、Am・Dm などのマイナーのキーから選びます。
- 「進行」で、王道進行・カノン進行・小室進行・丸サ進行・ツーファイブワン・12 小節ブルースなどの有名な進行に入れ替えられます。同じ進行のまま「スタイル」を変えれば、ロックやファンクで弾き比べられます。
- コード表の小節を押すと、その小節のルートとコードの種類を変えられます。小節数は「進行」の中で 4 小節ずつ増やせます。
- 上のコード表で、いま鳴っている小節が光ります。コードを見ながら、ギターでアドリブやコードのストロークを合わせてみましょう。
- 「設定」では、始める前の 1 小節のカウント・くり返す回数・コード/ベース/ドラムの音量バランス・コードの積み方(ボイシング)を変えられます。
スタイル
- ロック:8 ビートの標準・ゆったりしたバラード・速いドライビング。
- ポップス:16 ビートの標準・ダンス・バラード。
- ブルース:12 小節のブルース進行で、シャッフル・スロー・ジャンプ。
- ファンク:16 分のカッティングが映えるファンク・ディスコ・スロー。
- R&B:ネオソウル・モータウン・スロージャム。
うまく鳴らないとき
- 最初にスタイルを選んだとき(スタートしたとき)は、音を読み込むのに少し時間がかかります。通信量の少ない回線では数秒待ってください。
- スマホでは、画面を消したりほかのアプリに切り替えたりすると止まります(ブラウザで動くプレイヤーの限界です)。鳴らしている間は画面が暗くならないようにしています。
- iPhone はマナーモード(サイレントスイッチ)でも鳴るようにしています。それでも鳴らないときは、音量ボタンで音量を上げてください。
音色:GeneralUser GS(S. Christian Collins)