イチロクニーゴーの形
I – VIm – IIm7 – V7
キー C で弾くと C – Am – Dm7 – G7(4 小節・1 小節に 1 コード)。ぐるぐる回して使える、昔からの循環コード。
上のプレイヤーでスタートを押すと、この進行の伴奏がそのまま鳴ります。「キー」で 12 のキーに、「スタイル」でロック・ポップス・ブルース・ファンク・R&B のノリに変えられます。
イチロクニーゴーの 12 キーの早見表
| キー | 1 小節目 | 2 小節目 | 3 小節目 | 4 小節目 |
|---|---|---|---|---|
| C | C | Am | Dm7 | G7 |
| D♭ | D♭ | B♭m | E♭m7 | A♭7 |
| D | D | Bm | Em7 | A7 |
| E♭ | E♭ | Cm | Fm7 | B♭7 |
| E | E | C♯m | F♯m7 | B7 |
| F | F | Dm | Gm7 | C7 |
| F♯ | F♯ | D♯m | G♯m7 | C♯7 |
| G | G | Em | Am7 | D7 |
| A♭ | A♭ | Fm | B♭m7 | E♭7 |
| A | A | F♯m | Bm7 | E7 |
| B♭ | B♭ | Gm | Cm7 | F7 |
| B | B | G♯m | C♯m7 | F♯7 |
どんな響きか
キー C で C – Am – Dm7 – G7。度数で「1・6・2・5」と進むので、この名前で呼ばれます。G7 から最初の C へ自然に戻るので、何度くり返しても止まらずに回り続けられることから「循環コード」とも呼ばれ、ジャズのスタンダードや昔のポップスで長く使われてきました。
I(C)と VIm(Am)は同じ音を多く持つ近いコードで、IIm7(Dm7)– V7(G7)は次に出てくるツーファイブです。安定 → 少し陰り → 動き出す → 戻る、という流れが 4 小節に詰まっています。
練習のしかた
- 4 つのコードがくり返されるので、コードチェンジの練習に向いています。テンポ 80 くらいから始めて、慣れたら少しずつ上げましょう。
- 「スタイル」をポップスやブルースのシャッフルにすると、同じ進行でも雰囲気ががらっと変わります。
- アドリブはそのキーのメジャースケールで。G7 の小節でシ(コードの 3 度)を弾き、次の C でドへ上がると、戻ってきた感じがはっきり出ます。
ほかのコード進行
- 王道進行(IVM7 – V7 – IIIm7 – VIm):切なさと前向きさが同居する J-POP の定番。
- カノン進行(I – V – VIm – IIIm – IV – I – IV – V):ベースが 1 音ずつ下がっていく、やさしく流れる進行。
- 小室進行(VIm – IV – V – I):マイナーで始まり、明るく抜けていく 4 つのコード。
- 丸サ進行(IVM7 – III7 – VIm7 – I7):おしゃれでメロウな、セブンスの響きの進行。
- ツーファイブワン(IIm7 – V7 – IM7):ジャズの基本。終わりに向かう流れの形。
- 12 小節ブルース(I7 – IV7 – I7 ×2 – IV7 ×2 – I7 ×2 – V7 – IV7 – I7 – V7):3 つのセブンスコードで回す、ブルースの基本の形。
- マイナーの定番(i-VI-VII)(Im – ♭VI – ♭VII – Im):力強く、ドラマチックに盛り上がるマイナーの進行。
- アンダルシア進行(Im – ♭VII – ♭VI – V7):ベースが 1 音ずつ下りる、哀愁のあるスパニッシュな進行。
セッションプレイヤーの使い方
- 下の「スタイル」でジャンルとノリを選び、「スタート」で伴奏が鳴ります。止めるときはもう一度押します(パソコンはスペースキーでも)。
- スタイルを選ぶと、そのジャンルの定番の進行とテンポが入ります。テンポは −10〜+10 のボタンかスライダーで 50〜180 の間で変えられます。
- 「キー」で 12 のキーから選べます。鳴らしている途中で変えても、止まらずに次の音から新しいキーになります。マイナーの進行を選んでいるときは、Am・Dm などのマイナーのキーから選びます。
- 「進行」で、王道進行・カノン進行・小室進行・丸サ進行・ツーファイブワン・12 小節ブルースなどの有名な進行に入れ替えられます。同じ進行のまま「スタイル」を変えれば、ロックやファンクで弾き比べられます。
- コード表の小節を押すと、その小節のルートとコードの種類を変えられます。小節数は「進行」の中で 4 小節ずつ増やせます。
- 上のコード表で、いま鳴っている小節が光ります。コードを見ながら、ギターでアドリブやコードのストロークを合わせてみましょう。
- 「設定」では、始める前の 1 小節のカウント・くり返す回数・コード/ベース/ドラムの音量バランス・コードの積み方(ボイシング)を変えられます。
スタイル
- ロック:8 ビートの標準・ゆったりしたバラード・速いドライビング。
- ポップス:16 ビートの標準・ダンス・バラード。
- ブルース:12 小節のブルース進行で、シャッフル・スロー・ジャンプ。
- ファンク:16 分のカッティングが映えるファンク・ディスコ・スロー。
- R&B:ネオソウル・モータウン・スロージャム。
うまく鳴らないとき
- 最初にスタイルを選んだとき(スタートしたとき)は、音を読み込むのに少し時間がかかります。通信量の少ない回線では数秒待ってください。
- スマホでは、画面を消したりほかのアプリに切り替えたりすると止まります(ブラウザで動くプレイヤーの限界です)。鳴らしている間は画面が暗くならないようにしています。
- iPhone はマナーモード(サイレントスイッチ)でも鳴るようにしています。それでも鳴らないときは、音量ボタンで音量を上げてください。
音色:GeneralUser GS(S. Christian Collins)