最初にキーのカデンツ(I–IV–V–I の和音)を聴き、そのあとに 1 音鳴ります。その音がキーの主音から見て何か(ド・ミ・ソ = 1 度・3 度・5 度)を当てます。調性の中で音の位置を聴き取る練習です。
レベルの内容
| Lv | 出題 | 問題数 |
|---|---|---|
| Lv1 | ド・ミ・ソ(キーは C) | 10 問 |
| Lv2 | +レ・ファ(5 音) | 10 問 |
| Lv3 | +ラ・シ(スケールの 7 音) | 15 問 |
| Lv4 | +ファ♯・シ♭・ミ♭(10 音) | 20 問 |
| Lv5 | 毎問キーが変わる・ド・ミ・ソ | 10 問 |
| Lv6 | 毎問キーが変わる・+レ・ファ(5 音) | 15 問 |
| Lv7 | 毎問キーが変わる・+ラ・シ(7 音) | 20 問 |
| Lv8 | 毎問キーが変わる・+ファ♯・シ♭・ミ♭(10 音) | 25 問 |
正答率 80% 以上(切り捨て)で合格。どのレベルからでも始められます。「練習」は出題する項目と問題数を自分で選べ、レベルの記録は更新しません。記録はこのブラウザに保存されます。
キーの中で聴く、ということ
この練習では、最初にキーのカデンツ(I–IV–V–I の 4 つの和音)が鳴ります。これで耳が「このキーの主音(ド)」に合います。そのあとに鳴る 1 音を、主音から見て何か(ド・ミ・ソ = 完全1度・長3度・完全5度)で答えます。各問の前に主音は鳴りません。主音との距離を測るのではなく、キーの中での階名ごとの響きの色で聴き分けるのがこの練習の狙いです。ミなら落ち着いた明るさ、ファなら少し浮いた感じ、シならドへ戻りたくなる緊張。曲の中でメロディーを聴く状況に近い方法です。
キーの感じがわからなくなったら、「キーをもう一度聴く」でカデンツを聴き直せます。
音程の聞き取り(2 音が順に鳴る)が「距離」を鍛えるのに対して、こちらは「調性の中での位置」を鍛えます。耳コピ・ハモリ・アドリブで「今キーのどこにいるか」が分かる力は、こちらで身につきます。
階名(移動ド)と音名(固定ド)
答えの表示は、問題の途中でも切り替えられます。階名(移動ド)は、そのキーの主音を「ド」と呼ぶ読み方です。G メジャーなら G がド、B がミになります。キーが変わっても「主音から見て何番目か」で答えるので、この練習ではこちらが基本です。音名(固定ド)は C を常にドと呼ぶ読み方で、ピアノで育った方に多い考え方です。切り替えると、そのキーでの実際の音名(G メジャーのミ=B)が主役になり、階名と度数を添えて表示します。どちらを選んでも、採点は同じです。
レベルの進み方
- Lv1〜4:キーは C のまま。最初にカデンツを 1 回聴いて、「ド・ミ・ソ」の 3 音から始め、レ・ファ → ラ・シ(7 音)→ ファ♯・シ♭・ミ♭(よく出るスケール外の音)と増やします。
- Lv5〜8:毎問キーが変わります。問題の前に毎回カデンツ(I–IV–V–I)が鳴るので、そのキーの中で聴きます。前の問題の音や、決まった高さを手がかりにできないので、キーの中での響きで聴く力がつきます。ここでも 3 音 → 5 音 → 7 音 → 10 音と増やします。
音域は主音の上の 1 オクターブです。
上達のコツ
- 答える前に、鳴った音を自分で「ミ〜」と歌ってみる(声に出さなくても構いません)。キーの中での響きが体に残ります。
- 迷ったら、鳴った音から主音(ド)へ階段を下りて数えます。慣れると数えなくても響きで分かるようになります。
- 選択肢の下の度数(長3度・完全5度 …)は、コードトーンやスケールの「何度」と同じ言葉です。ギターの指板で「ルートから見てここが 3 度」と結び付けると、アドリブに直結します。
ほかの種目
- 音程の聞き取り(上行):上がる 2 音の幅を当てる
- 音程の聞き取り(下行):下がる 2 音の幅を当てる